睡眠障害での睡眠薬の役割と睡眠時間の誤認や眠り姫症候群

睡眠に関してトラブルを持っている人は多く、その典型的なものは入眠障害や中途覚醒といったものである。なかなか寝付けなかったり、夜中に何度も目が覚めてしまうというものであり、病院を受診して睡眠薬をもらうことにより睡眠を取れるようになります。しかし、それは根本治療ではなく対症療法であるため、最終的には原因を取り除いて睡眠薬がなくても睡眠が取れるようにする治療が進められていくことになります。
こういった睡眠障害をもつ患者にときどき見られるのが睡眠時間の誤認をしているというものです。睡眠時間の誤認とは実際には入眠も早く、睡眠時間も十分にとれているのに、主観的な判断としては眠るのに長い時間がかかっていてほとんど眠れていないと感じてしまっているものです。睡眠時間の誤認があるといくら睡眠薬で眠れるようにしてもやはり誤認を続けてしまう場合もあり、必ずしもあらゆる睡眠障害に睡眠薬が有効ではないということを示しています。しかし、睡眠薬を飲むことによって眠れたと感じる患者もいることからその患者の主観にどれだけ訴えかけられるかが治療において重要な点になることが示唆されています。
一方、睡眠障害の形として眠れないというものだけではなく眠り姫症候群と呼ばれるような過眠症も存在します。眠り姫症候群とは一度眠ってしまうとほとんど丸一日眠ってしまう睡眠障害であり、クライン・レビン症候群と医学的には呼ばれます。眠り姫症候群は一度眠ってしまうと目が覚めないということからおとぎ話になぞらえてつけられた名称であるものの、その実際には社会適応の難しさから重大な疾患となっています。睡眠障害は眠れないだけでなく眠りから脱却でき兄ことも問題になるのです。



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